心と体の健康を見える化チェック

 近年、仕事や職業生活に関して強い不安、悩みにより、何らかのストレスを感じている労働者が5割を超える状況にあります。仕事による強いストレスが原因で精神障害を発病し、労災認定される労働者が、増加傾向にあります。

身体調整-カラ・コロ・ケア-では、ストレスチェックのみではなく、心身の健康を『心理的ストレス(仕事に関連する)』・『睡眠状態』・『身体的疲労リスク予測』の3点を評価し、リスクの大きい従業員から個別の相談を行います。ストレスレベルに関わらず、チェック結果を地震でも比較できるように健康プログラムを行い、必要に応じて、個人レベルでの行動変容が成果について、個別の話し合いを行います。

カラダ・ココロ式ヘルスケアシート

ストレス状態を棒グラフ・イラストでわかりやすく

自身のストレスがどのような状態にあるのかを一眼でわかるようにしています。自身の振り返りを考慮できるように、相談時に利用して、介入の目的を明確にします。

身体疲労リスク予測・睡眠状態を評価

アンケート結果にある項目より、現在の身体機能(筋力・柔軟性・バランス・姿勢)から、すでに起きているまたは今後起こる可能性のある身体リスク(腰痛・肩こり・バランス低下・基礎体力低下)の分析、生活習慣・運動量から予測する肥満度・肥満リスク(どのようなタイプの肥満か)睡眠状態の評価を行い、相談時のアドバイスやヘルスケアセミナーでお話しをします。

未病評価(別料金設定)

 カラ・コロ・チェックシートの評価とは別に、現在自覚的している心身の症状(乾燥肌、目に痒みなど)についてYES-NO形式で60問ほど答える(5分程度)で、病気になりやすくなるリスクと、現状の自覚している症状の原因となる不足している栄養素の6個抽出して、未病度(病気になる前の段階)を評価します。この評価表は別度希望者で行なっていますが、食べ物への参考や心身の体調不良の原因の参考になったとことで好評です。

結果からわかる全体分析

 『個人の評価から、全体が見える』チェックシートから集団分析による職場環境の把握を行います。分析により、何となくという雰囲気で感じていた職場環境を自覚できるようにすることで、組織にとって生産性を上げる、社員にとって安心感を作るという職場環境を作ることで、相互サポートを補完できるようになります。ウェルネス・ヘルスケアが会社にとって健康への投資になります。

【要素の分析】

心理的ストレスと身体的ストレスを要因項目から関係性の高い要素を抽出することで、職場内における負担を分析します。

【状態の把握】

ストレスとなっているものは個々人それぞれですが、負担となっている要素を分析できることで、ストレスとなって現れる心身の症状のリスクを減らすことができます。

【環境の構築】

こちらからの促しではなく、互いに組織にとって何が必要となるものなのかを協業できるように進めていきます。組織とっては一時的には負担となるかもしれませんが、従業員と組織の健全な職場環境になります。

健康な心身へのアプローチ

ヘルスリテラシーを作るには『気付き』が大切

この評価シートを行なったから完結というわけではなく、この評価シートを通して何を個人で『気がつくことができるのか』ということがポイントになります。

「あなたのこれが危険ですよ」とか「心身はこういう状態ですから」と言われても、正直なところ実際になるまでは自覚できませんし、なってからでは手遅れです。

なので「少しでも自覚できるような所症状」から、リスクの軽減を選べる行動をできるようなヘルスケアへの「気付き:awarenessから始めるようにします。

カラ・コロ・ケア式ヘルスケア・シートの紹介

 カラ・ココ・ケアシートは

  ・ストレスを耐性度と解消度に分けてストレス状態の判定

  ・健康年齢を脅かす身体リスク予測分析

  ・睡眠状態からの睡眠障害リスク判定

  ・生活習慣からわかる肥満リスク分析

 心身健康について独自アルゴリズムに組み込んで行なっています。

このチェックシートは単に行うとだけの「無意味」なものにしないために、目的と効果について確認しましょう。

① ストレス状態の把握

ストレスは単に心身への悪い影響を与えるだけではありません。適切なストレスは心身に適度な刺激を与え、仕事や生活のパフォーマンスを上げる良い影響を与えます。この判定は、単にストレス負担を見ているのではなく、仕事によるストレスをみていることパフォーマンスの判定を知ることになるのです。

 

② 健康年齢を脅かす身体リスク予測分析

生活における活動量や運動への知識は、日常の運動がどの程度行えているのかという実践への意欲にも関係してきます。活動量はそのまま運動につながり、その運動量が健康年齢に関係していることがわかっています。運動量や自覚的身体リスクから、「肩こり」「腰痛」「基礎体力低下」「バランス低下」という将来的な身体リスクの予測を行います。自覚的段階から「起こりうるであろう身体リスク」について対応することができることで、パフォーマンスの高い身体機能を維持し、健康年齢の延長を図ることにつながると考えています。

 

③ 睡眠状態からの睡眠障害リスク判定

 仕事におけるストレス及び自覚できている睡眠習慣を元に睡眠状態を「睡眠良好」「不眠傾向」「不眠リスク大」と分けて判定しています。睡眠の質と心理ストレスには関係があることがわかっており、「睡眠の質」が悪くなることで、仕事のパフォーマンスを大幅に下げてしまいます。ストレス因子の特定と睡眠習慣の見直しから、睡眠リスクの軽減を図ることを目指します。

 

④ 生活習慣からわかる肥満リスク分析

肥満は、単なる脂肪が多いというわけではなく、体内に蓄積された脂肪が臓器に負担を与え「糖尿病」「動脈硬化」「心臓・脳血管リスク」「高血圧」など様々な健康リスクを高めてしまいます。また、肥満には太りやすい体質があり、筋力低下型、柔軟性低下型、代謝低下型、栄養欠乏型)で分けています。肥満は、生活習慣と運動から起因するものであり、心身の健康を保つためには、体質の見直しと運動の提案します。